懵々ぼうぼう)” の例文
曰く、『昼もまた知らざるところありや』と。先生曰く、『なんじよく昼の懵々ぼうぼうとしてき、蠢々しゅんしゅんとして食するを知るのみ。行いて著しからず、習いてつまびらかならず、終日昏々こんこんとして、ただこれ夢の昼なり。 ...
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)