“懵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぼう62.5%
くら12.5%
はか12.5%
もう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳴きながら、伝うて飛ぶのを、ぼうとして仰ぎながら、導かれるようにふらふらと出ると、声の止む時、壇階子の横を廊下に出ていた。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
わたくしは暦道にくらいが、南畝が歿した年の二月中に八日、十八日、二十八日の戊日のあることを推算し得た。そこで十八日を以て春社となした。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
はかない世の言い慣はしだ。懵ない世の信念だ。古びるが故に新しきは未だ眞正に新しきものではない。
新しき声 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
私はもうとなった。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)