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『雷談義』
ふりがな文庫
『
雷談義
(
いかずちだんぎ
)
』
雷のことをイカヅチと云つて、古事記にも大雷、黒雷等とあるが私は嘗てイカヅチは厳槌で、巨大な槌といふ語原だらうと思ひ、上代人が、彼の響きを巨大な槌を以て続けさまに物を打つと考へたその心理を想像したのであつたが、それは素人的な理窟で、実は間違つ …
著者
斎藤茂吉
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京朝日新聞」1937(昭和12)年8月25~27日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
厳
(
イカ
)
知
(
チ
)
之
(
ノ
)
合
(
あひ
)
豆
(
ヅ
)
懸
(
が
)
著
(
き
)
雖
(
いへども
)
茫々
(
ばうばう
)
雷鳴
(
いかづち
)
畏怖
(
ゐふ
)
雖
(
いへど
)
貫
(
ぬ
)
蔽
(
おほ
)
穉児
(
ちご
)
以
(
もつ
)
滑稽
(
こつけい
)
渺漠
(
べうばく
)
抱一
(
はういつ
)
先蹤
(
せんしよう
)
嘗
(
かつ
)
喝采
(
かつさい
)
光琳
(
くわうりん
)
臼
(
うす
)
臍
(
へそ
)
厳槌
(
いかづち
)
落著
(
おちつ
)
動顛
(
どうてん
)
剃
(
そ
)
虎
(
とら
)
蜘蛛
(
くも
)
其処
(
そこ
)
迄
(
まで
)
遼源
(
れうげん
)
倒臥
(
たふれふし
)
体躯
(
たいく
)
霹靂
(
へきれき
)
静謐
(
せいひつ
)
鴻雁
(
こうがん
)
黒雷
(
くろいかづち
)
周章
(
あわ
)
大雷
(
おほいかづち
)
措
(
お
)
斯
(
か
)
杵
(
きね
)
極
(
き
)
此
(
この
)
混沌
(
こんとん
)
湧
(
わ
)
狙
(
ねら
)
臨摸
(
りんぼ
)
皎
(
しろ
)
可憐
(
かれん
)
稀
(
まれ
)
只今
(
ただいま
)
米搗
(
こめつき
)
素人
(
しろうと
)
胡粉
(
ごふん
)
巴里
(
パリ
)