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鴻雁
ふりがな文庫
“鴻雁”の読み方と例文
読み方
割合
こうがん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうがん
(逆引き)
四平街に一泊し翌日
鄭家屯
(
ていかとん
)
に行つた。私を導いた八木沼氏が、
鴻雁
(
こうがん
)
の南下する壮大な光景を私に見せようと思つたのであつた。
雷談義
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
鴻雁
(
こうがん
)
は空を行く時列をつくっておのれを護ることに努めているが、
鶯
(
うぐいす
)
は幽谷を
出
(
い
)
でて
喬木
(
きょうぼく
)
に
遷
(
うつ
)
らんとする時、
群
(
ぐん
)
をもなさず列をもつくらない。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ただ一筋の
出処
(
しゅっしょ
)
の裏には
十重二十重
(
とえはたえ
)
の
因縁
(
いんねん
)
が
絡
(
から
)
んでいるかも知れぬ。
鴻雁
(
こうがん
)
の北に去りて
乙鳥
(
いっちょう
)
の南に
来
(
きた
)
るさえ、鳥の身になっては相当の弁解があるはずじゃ。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鴻雁(こうがん)の例文をもっと
(11作品)
見る
鴻
漢検準1級
部首:⿃
17画
雁
漢検準1級
部首:⾫
12画
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