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此麼
ふりがな文庫
“此麼”の読み方と例文
読み方
割合
こんな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんな
(逆引き)
「それは丈夫だと言っていました。病気で泣くんじゃないって——そして
此麼
(
こんな
)
に神経の立っている子は珍らしいって言いましたよ。」
童子
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「然し君のやうに
此麼
(
こんな
)
にぶく/\ぢやないんだとさ。」そして彼は真白な彼女の腕首をびしりと叩いた。
静物
(新字旧仮名)
/
十一谷義三郎
(著)
私は此夜、
此麼
(
こんな
)
のを何十組となく見せつけられて、少からず憤慨してゐたが、殊にも其處が人通の少い街なので、二人の樣子が一層睦じ氣に見えて、私は一層癪に觸つた。
散文詩
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
此麼(こんな)の例文をもっと
(5作品)
見る
此
漢検準1級
部首:⽌
6画
麼
漢検1級
部首:⿇
14画
“此”で始まる語句
此方
此
此処
此家
此奴
此處
此間
此所
此頃
此様
“此麼”のふりがなが多い著者
十一谷義三郎
室生犀星
石川啄木
宮本百合子