“綟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
63.6%
より27.3%
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤塗の自転車に乗った電報配達人が綱をっている男女の姿を見て、道をきいていたが、分らないらしい様子で、それなり元きた彼方かなたへと走って行った。
元八まん (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「けど、それよか、あきらめたんじゃァないだろうか?」田代は話のよりをもどした。
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)
やはり不便な旧様式の方にりを戻しがちなのは、其中から「美」を感じようとする近世風よりは、更に古く
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)