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一望
ふりがな文庫
“一望”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いちぼう
57.1%
ひとめ
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちぼう
(逆引き)
その橋の上流は藪につづいた外は、
一望
(
いちぼう
)
の白い石ばかりの川原と土手との続きであった。かれら姉弟は橋の袂にぼんやり
佇
(
た
)
ちつくしていた。
童話
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
そう言えば、栗の木の幹を利用して電話が設けてあり、此の草原からは湾内も大空も
一望
(
いちぼう
)
の中にあった。草いきれの中を、私はその男に近づいた。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
一望(いちぼう)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひとめ
(逆引き)
「ご尤もじゃ。御当家はお庭も広し、品川の海も
一望
(
ひとめ
)
。近火のせつは、各〻を庭へ集める御規則ゆえ、火事でもあれば、庭を、御案内いたそうものを……」
べんがら炬燵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
京洛中は、ここから
一望
(
ひとめ
)
だった。膝を抱いている身のそばには、
土筆
(
つくし
)
があたまをそろえていた。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一望(ひとめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“一望”の意味
《名詞》
広い範囲を一目で見渡すこと。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“一望”で始まる語句
一望寥闊
一望開豁
一望際涯
一望月光裡
一望而知爲君子
検索の候補
一望寥闊
一望開豁
一望際涯
一望月光裡
一望而知爲君子
望一
天一方望美人
“一望”のふりがなが多い著者
梅崎春生
吉川英治
室生犀星
夏目漱石
小川未明