“大望”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいもう77.3%
たいまう18.2%
アンビション4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さすがにいまだご若年じゃくねん、ごむりではありますが、だいじなときです。お心をしかとあそばさねば、この大望たいもうをはたすことはできません」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なか座で「久米平内くめのへいない」劇を演じてゐる実川じつかは延若に、この頃一つの大望たいまうがある、それは中村吉蔵氏の脚本「小山田庄左衛門」を一度舞台にのぼしてみたいといふ事だ。
途上種々の話で吾々二人は夕暮に帰宅し、その後僕は毎日のように桂に遇って互いに将来の大望アンビションを語りあった。
非凡なる凡人 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)