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破寺
ふりがな文庫
“破寺”の読み方と例文
読み方
割合
やれでら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やれでら
(逆引き)
……どうも、気の毒なことをした。こんな
破寺
(
やれでら
)
のようなところで、こんな
姿態
(
ざま
)
で殺されたんでは利七だって浮ばれない。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
なんでこんな田舎の
破寺
(
やれでら
)
に
示現
(
じげん
)
なされましょうぞ。お
上
(
かみ
)
ではただいま
白蓮教
(
びゃくれんきょう
)
をきびしく禁じていられます。
中国怪奇小説集:17 閲微草堂筆記(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
御僧はどこへ行くつもりで、ここへこられたのか。この寺はわけあってこんなに荒れ果て、人もすまぬ野原同然の
破寺
(
やれでら
)
となったので、一粒の食糧もなく、一夜の宿を
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
破寺(やれでら)の例文をもっと
(5作品)
見る
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘
“破寺”のふりがなが多い著者
上田秋成
久生十蘭
泉鏡花
岡本綺堂