“鹿谷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しかや33.3%
ししがたに33.3%
ろくこく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊藤豊治は九州大学の工科研究室に籍のある研究生で、恩師の鹿谷しかや弘吉博士はかせが、或る研究報告をするため上京した後を追って、その助手を勤めるために昨夜東京へ着いたのである。
亡霊ホテル (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
『しし』は鹿谷ししがたにの『しし』。……まず、かようなわけと愚考いたします
顎十郎捕物帳:01 捨公方 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
茶山が前年の夏より此年の春に至るまで、江戸に旅寝をした間、北条を神辺かんなべの留守居に置いたことは、黄葉夕陽村舎詩にも見えてゐる。百川楼せんろうに勝田鹿谷ろくこくの寿筵があつた。茶山は遅く往つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)