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褒貶
ふりがな文庫
“褒貶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうへん
85.7%
はうへん
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうへん
(逆引き)
馬琴としては区々世評の如きは
褒貶
(
ほうへん
)
共に超越して顧みないでも、たとえば
北辰
(
ほくしん
)
その所にいて衆星これを
繞
(
めぐ
)
るが如くであるべきである。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
手法の自由さと意図の
奔放
(
ほんぽう
)
さに、
褒貶
(
ほうへん
)
相半
(
あいなか
)
ばしたが、その後
相次
(
あいつ
)
いで含蓄の深い大曲を発表し、独特の魅力で反対者の口を
緘
(
かん
)
してしまった。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
褒貶(ほうへん)の例文をもっと
(18作品)
見る
はうへん
(逆引き)
芋蟲一疋を解剖するにも、人間を解剖するにおなじく、其間に上下優劣をおかぬ動物學者の心こそ頼もしけれ。批評とはもと
褒貶
(
はうへん
)
の
謂
(
いひ
)
にあらず。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
院内の人々は一人としてハツバス・ダアダアの
※陋
(
けふろう
)
にして友を排し、
褒貶
(
はうへん
)
並に
過
(
あやま
)
てるを知らざるものなし。されど人々は猶この翁の籍を會院に掲ぐるを甘んじ
允
(
ゆる
)
せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
褒貶(はうへん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“褒貶”の意味
《名詞》
褒 貶 (ほうへん)
褒めることと、貶すこと。
(出典:Wiktionary)
褒
常用漢字
中学
部首:⾐
15画
貶
漢検1級
部首:⾙
12画
“褒貶”で始まる語句
褒貶毀誉
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人間褒貶事千古
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