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はうへん
ふりがな文庫
“はうへん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
褒貶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
褒貶
(逆引き)
芋蟲一疋を解剖するにも、人間を解剖するにおなじく、其間に上下優劣をおかぬ動物學者の心こそ頼もしけれ。批評とはもと
褒貶
(
はうへん
)
の
謂
(
いひ
)
にあらず。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
院内の人々は一人としてハツバス・ダアダアの
※陋
(
けふろう
)
にして友を排し、
褒貶
(
はうへん
)
並に
過
(
あやま
)
てるを知らざるものなし。されど人々は猶この翁の籍を會院に掲ぐるを甘んじ
允
(
ゆる
)
せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
永久に自分の傍に引き留めておく爲めには世の
褒貶
(
はうへん
)
を冒して差支ないでせうか?
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
逍遙子は
嵐
(
あらし
)
に似たる批評家の花に
慈
(
じ
)
ならざるを怪めども、われは逍遙子が花に慈なるに過ぎて、風を憎むことの
太甚
(
はなはだし
)
きを怪めり。若批評の上に絶て
褒貶
(
はうへん
)
なかりせば、我文界はいとゞ荒野とやなりなむ。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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