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抜
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ぬく
ふりがな文庫
“
抜
(
ぬく
)” の例文
旧字:
拔
人は
辺
(
ほと
)
りにありてかれ
将
(
まさ
)
に死せんとする時かならず
屁
(
へ
)
をひるを
避
(
さけ
)
る。狐尾を
揺
(
うごか
)
さゞるを見て
溺死
(
おぼれしゝ
)
たるを
知
(
し
)
り、尾を
採
(
と
)
り大根を
抜
(
ぬく
)
がごとくして狐を
得
(
う
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
阿難よ、お前は幼い時出家して今日まで
有漏
(
うろ
)
のさわりを竹の節を
抜
(
ぬく
)
ように順々に抜いて来た。そして僅に残って居る一節二節は、骨肉に対するやみ難き愛着の情であった。
阿難と呪術師の娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
取り出した物は大きな
罎
(
びん
)
、彼は
袂
(
たもと
)
からハンケチを出して罎の砂を払い、更に小な
洋盃
(
コップ
)
様のものを出して、罎の
栓
(
せん
)
を
抜
(
ぬく
)
や、
一盃
(
いっぱい
)
一盃、三四杯続けさまに飲んだが、罎を静かに下に置き
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“抜”を含む語句
引抜
抜刀
選抜
抜萃
出抜
拍子抜
抜出
居合抜
素破抜
通抜
抜手
図抜
切抜
切抜帳
垢抜
抜擢
腑抜
間抜
藻抜
釘抜
...