“切抜”のいろいろな読み方と例文
旧字:切拔
読み方割合
きりぬき62.5%
きりぬ25.0%
スクラップ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ですから鶏肉を使う商売の巧者な人は切抜きりぬきいくらという相場で買います。即ち鶏の前胃を切抜いて正味の重量をかけて買います。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
前日に文字が通知されているので、例えばその文字を切抜きりぬいた紙型を用意し、暗室内で箱を開いて乾板上にその型を載せ、ちょっと感光させればその文字が「念写」されるはずである。
千里眼その他 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
須山とちがった切抜スクラップの好きなSは、私の「廿四時間の政治生活」というのに対して、「一日を廿八時間に働いても疲れを知らないタイプ」
党生活者 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)