“拔(ぬく)” の例文
新字:抜
左手(ゆんで)にて押へ附れば庄兵衞は息(いき)の詰(つま)りて苦(くるし)さに何をするぞと云(いは)せもせず右手に懷劍(くわいけん)拔(ぬく)間(ま)もなく柄(つか)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
拔(ぬく)より早く既(すで)に自害(じがい)すべき有樣なるにぞ忠八は遽(あわ)て押止(おしとゞ)め御花樣には如何(いか)なれば御生害(ごしやうがい)を成れんとは仕給(したま)ふや兄君の御成行(なりゆき)を御聞成れ御心にても亂れ給ひしかと言(いへ)ばお花は涙を止(とゞ)め是程の大變を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)