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拔荷
ふりがな文庫
“拔荷”の読み方と例文
新字:
抜荷
読み方
割合
ぬけに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬけに
(逆引き)
江戸へは諸國の荷が集まるから
却
(
かへ
)
つてわからない道理だ、——現にお前の夫の吉三郎を殺したのも、その
拔荷
(
ぬけに
)
で入つた
南蠻祕法
(
なんばんひはふ
)
の毒藥だ
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大川筋の船、大きいのは五百石、千石
積
(
づみ
)
から、小さいのは釣舟、
緒牙船
(
ちよきぶね
)
にいたるまで、
虱潰
(
しらみつぶ
)
しに調べあげられた結果、
拔荷
(
ぬけに
)
を積んだ船が一艘發見されました。
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
弱つたなア、
拔荷
(
ぬけに
)
を扱ふ人間は口が固いから、此處で荒立てると、親船が判らなくなる。大川から芝浦、洲崎へかけて、あんなに澤山船が居るから、どれが拔け荷を
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
拔荷(ぬけに)の例文をもっと
(4作品)
見る
拔
部首:⼿
8画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“拔”で始まる語句
拔
拔群
拔刀
拔出
拔目
拔身
拔放
拔道
拔足
拔駈