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ぬけに
ふりがな文庫
“ぬけに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
拔荷
44.4%
抜荷
33.3%
密貿易
11.1%
密輸出入
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拔荷
(逆引き)
大川筋の船、大きいのは五百石、千石
積
(
づみ
)
から、小さいのは釣舟、
緒牙船
(
ちよきぶね
)
にいたるまで、
虱潰
(
しらみつぶ
)
しに調べあげられた結果、
拔荷
(
ぬけに
)
を積んだ船が一艘發見されました。
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ぬけに(拔荷)の例文をもっと
(4作品)
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抜荷
(逆引き)
そこで百石積の玄海丸という
抜荷
(
ぬけに
)
専門の帆前船を探し出して顔なじみの船頭に酒手を遣り、水揚人足に命じて車の上の荷物を全部積込ませると
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ぬけに(抜荷)の例文をもっと
(3作品)
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密貿易
(逆引き)
松浦屋ともいわれた方が、役人や、
渡世
(
とせい
)
仲間や、悪番頭の悪だくみにはめられて、代々の御身代は奪い取られ、
如何
(
いか
)
に
密貿易
(
ぬけに
)
の罪をきたとはいえ、累代御恩の
子分
(
こぶん
)
児方
(
こかた
)
さえ、訪ねて来る者もない始末。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ぬけに(密貿易)の例文をもっと
(1作品)
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密輸出入
(逆引き)
甘言奸謀の
牲
(
にえ
)
となった、松浦屋どのの、御不運のはじめが、
密輸出入
(
ぬけに
)
の露見——それと見ると、あの人々は、これまで、おだて上げ、
唆
(
そそ
)
り立てていたのとうら腹に、おのが身の
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
ぬけに(密輸出入)の例文をもっと
(1作品)
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