“抜荷”の読み方と例文
旧字:拔荷
読み方割合
ぬけに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は抜荷ぬけに買いというもので、夜陰やいんに船を沖へ乗り出して外国船と密貿易をするのであった。密貿易は厳禁で、この時代には海賊と呼ばれていた。
心中浪華の春雨 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
そこで百石積の玄海丸という抜荷ぬけに専門の帆前船を探し出して顔なじみの船頭に酒手を遣り、水揚人足に命じて車の上の荷物を全部積込ませると
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「俺の見当では、たぶん抜荷ぬけにを扱っていたのだと思う、——抜荷というと何でもないようだが、こいつは大変な御法度ごはっとで、露顕すると獄門にも磔刑はりつけにもなる」