“拔道”の読み方と例文
新字:抜道
読み方割合
ぬけみち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我は惡計たくらみ拔道ぬけみちをすべてしりつくし、これらのわざをおこなひてそのきこえ地のはてにまで及べり 七六—七八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
出立なし夫より鰍澤かぢかさわの御關所せきしよへ掛るが路順みちじゆんなり都て甲州は二重ふたへの御關所あり土地は御代官ごだいくわんの支配ゆゑ御關所手形を願ふべきなれども日數ひかずも掛るにより御關所をば拔道ぬけみち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
連て天下の御關所せきしよを廻りみちせし事不屆ふとゞきなりととがめれば文藏夫婦は是を聞て仰天ぎやうてんなし兩手を地に突何卒御見のがし下されよと詫けれ共惡漢わるもの共は勿々なか/\聞入ず大切なる御關所何と存じ拔道ぬけみち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)