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抜道
ふりがな文庫
“抜道”の読み方と例文
旧字:
拔道
読み方
割合
ぬけみち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬけみち
(逆引き)
お
天守
(
てんしゆ
)
の
下
(
した
)
へも
穴
(
あな
)
が
徹
(
とほ
)
つて、お
城
(
しろ
)
の
抜道
(
ぬけみち
)
ぢや
言
(
い
)
ふ
不思議
(
ふしぎ
)
な
沼
(
ぬま
)
での、……
私
(
わし
)
が
祖父殿
(
おんぢいどん
)
が
手細工
(
てざいく
)
の
船
(
ふね
)
で、
殿様
(
とのさま
)
の
妾
(
めかけ
)
を
焼
(
や
)
いたと
言
(
い
)
つけ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ここは甲州入りの
抜道
(
ぬけみち
)
、
滅多
(
めった
)
に人の通るところでないことが、寝ている竜之助のためには幸か不幸か。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それよりまた一里半あまり
行
(
ゆ
)
けば鹿沼へ出ます、それより先は
田沼道
(
たぬまみち
)
奈良村
(
ならむら
)
へ出る
間道
(
かんどう
)
、人の目つまにかゝらぬ
抜道
(
ぬけみち
)
、少しも早く逃げのびて、
何処
(
いずこ
)
の果なりとも身を隠し
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
抜道(ぬけみち)の例文をもっと
(4作品)
見る
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“抜”で始まる語句
抜
抜刀
抜擢
抜身
抜足
抜萃
抜目
抜出
抜衣紋
抜手
“抜道”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
三遊亭円朝
中里介山
泉鏡花