“見拔”のいろいろな読み方と例文
新字:見抜
読み方割合
みぬ60.0%
みぬき20.0%
みぬか20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤助と半藏の相談を盜み聽きした奴の仕業だ、——どうかしたら、福島嘉平太を殺すのを、半藏がいやになつたと見拔みぬいた奴の仕業かも知れない。
見拔みぬきたれば申し殘す一儀あり我死なば具足櫃ぐそくびつの内に貞宗さだむねの短刀と用金のたくはへ五百兩あり其内金二百兩と短刀たんたうはお花が行衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見拔みぬかれ追々證人等も引合せらるゝことになりしかば流石さすが強惡がうあくの久兵衞もたくみし事ども彌々露顯と觀念くわんねんなし居たりされば越前守殿の裁許は實に天眼通を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)