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間抜
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まぬ
ふりがな文庫
“
間抜
(
まぬ
)” の例文
旧字:
間拔
それがあいつにゃわからないんだから、
明日
(
あした
)
になったら、そこいらじゅうへ、なんのかんのっていい触らすがいいさ、あのちびころの
間抜
(
まぬ
)
け
野郎
(
やろう
)
!
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
間抜
(
まぬ
)
けな若旦那も乗て居れば、頭の
禿
(
はげ
)
た
老爺
(
じじい
)
も乗て居る、
上方辺
(
かみがたへん
)
の
茶屋女
(
ちゃやおんな
)
も居れば、下ノ関の
安女郎
(
やすじょろう
)
も居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「あたりまえさ。親分の書きようがまずいんだ。あすこへ、いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう、お気の毒でしたなんて、
間抜
(
まぬ
)
けたことを書いたもんだ。」
注文の多い料理店
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
斜陽おだやかに船中にさし込み、船頭は
間抜
(
まぬ
)
け
面
(
づら
)
で起き上り、なんだ夢か、と言った。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
『女に、鷹が呼べるかっ、
間抜
(
まぬ
)
けな』
御鷹
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「ちびころの
間抜
(
まぬ
)
け
野郎
(
やろう
)
! これで気がすんだか!」
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
大将「
灯
(
あかり
)
をつけろ、
間抜
(
まぬ
)
けめ。」
饑餓陣営:一幕
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“間抜”で始まる語句
間抜奴
間抜面
間抜顔
間抜野郎