“ゆるす”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ユルス
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見透みすかされはりむしろに坐する如く冷汗ひやあせながしてひかへらる此時綱條卿には越前天一坊の仕置しおきの儀は其方が勝手に致べしゆるすぞ越前は小身者せうしんものなれば天一坊召捕方めしとりかたの手當等はむづかしからん伊豆其方そのはうより萬端ばんたん助力じよりよくいたしつかはし早々其用意ようい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
下り終れば川巾廣く穩かに流れて左右の岸には山吹咲き亂れ鳥うたひ魚躍るはじめは道端のヒヨロ/\流れ末は四面の田地にそゝぐ河となる岩間洩る滴りもあはする時は斯の如し小善とて嫌ふなかれ積めば則ち大善人小惡とてゆるすなかれ積めば即ち大惡人富は屋を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)