“ユル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ゆる
語句割合
弛28.6%
許28.6%
免14.3%
恕14.3%
緩14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皆、美しく、苦しき、猛く、弛(ユル)さぬ、あはれな物語を伝承して居た。
神の許(ユル)しが、必ある方法によつて、予期出来たのであらう。さうでなくば、たとへば、右の両寿詞にしても、あの程度の快い詞章感を保つことは出来なかつたであらう。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
額(ヒタヒ)ざまに切りつけるぞ——。免(ユル)せ/\と言ふところぢやが、——あれはの、生れだちから違ふものな。藤原の氏姫ぢやからの。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
傍観(ワキミ)などして気の抜けたるところありしが、是は牛若より年若の事なれば、恕(ユル)しもすべきが、何にせよ、亡父の名故に、一足飛に大役を勤めらるゝ上は、亡父への孝養としても
市村羽左衛門論 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其だけに、面從で、口煩い京(キヤウ)の實務官たちと、おなじで何處か違つた所のある、——氣の緩(ユル)せない氣持ちがした。
死者の書 続編(草稿) (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)