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榛
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はんのき
ふりがな文庫
“
榛
(
はんのき
)” の例文
生
(
お
)
い茂った
軟
(
やわらか
)
い
草叢
(
くさむら
)
が、かすかな音をたてて足の下にしなっていった。
榛
(
はんのき
)
の立木が半ば水に浸って、河の上に枝を垂れていた。
蝿
(
はえ
)
が雲のように群れて飛び回っていた。
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
白樺や、
榛
(
はんのき
)
や、
団栗
(
どんぐり
)
などは、十月の初めがた既に黄や紅や茶褐に葉色を変じかけていた。露の玉は、そういう葉や、霜枯れ前の皺びた雑草を雨後のようにぬらしていた。
パルチザン・ウォルコフ
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
一面に青青と繁った短い笹を下草にして
樺
(
かんば
)
や
榛
(
はんのき
)
の類などの交った
栂
(
つが
)
の深い林である。それは勿論木立がそれ程珍らしい訳ではない、秩父あたりにもこれ位の森林はいくらもある。
秋の鬼怒沼
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
キヤベツや薔薇の藪にたかつてゐる木虱は緑色をしてゐるし、接骨木や、豆や、けしや、
蕁麻
(
いらくさ
)
や、柳、ポプラのは黒、樫と
薊
(
あざみ
)
のは青銅色、夾竹桃や
胡桃
(
くるみ
)
とか
榛
(
はんのき
)
とかにつくのは黄色だ。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
彼女は時々覚まします、睡つてゐる
榛
(
はんのき
)
の
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
榛
漢検準1級
部首:⽊
14画
“榛”を含む語句
榛原
榛莽
榛沢
山榛
榛谷
榛原郡
榛名
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深山榛
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榛名梅香団扇画
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後開榛名梅ヶ香
印度藪榛生活
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榛野
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