粛々しずしず)” の例文
旧字:肅々
間もなく、数名の武士が、網をかけた駕籠を囲んで、粛々しずしずと平河口の方へ出て行った。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しばらく止まっていた異風行列、そこで粛々しずしずと動き出した。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)