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喃々
ふりがな文庫
“喃々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なんなん
63.6%
なん/\
13.6%
くどくど
4.5%
くよ/\
4.5%
のうのう
4.5%
のう/\
4.5%
ひそひそ
4.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんなん
(逆引き)
転宅の事を老人に語るも
無益
(
むやく
)
なり、到底その意に任せて左右せしむ可き事に非ずとて、夫婦
喃々
(
なんなん
)
の間に決したることならんなれども
新女大学
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
喃々(なんなん)の例文をもっと
(14作品)
見る
なん/\
(逆引き)
此
(
これ
)
がために
昨夜
(
ゆうべ
)
も
家
(
いへ
)
を
開
(
あ
)
けて、
今
(
いま
)
しがた
喃々
(
なん/\
)
として
別
(
わか
)
れて
來
(
き
)
た、
若旦那
(
わかだんな
)
自身
(
じしん
)
の
新情婦
(
しんいろ
)
の
美女
(
びぢよ
)
で、
婦人
(
ふじん
)
と
其處
(
そこ
)
に
兩々
(
りやう/\
)
紅白
(
こうはく
)
を
咲分
(
さきわ
)
けて
居
(
ゐ
)
たのである。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
喃々(なん/\)の例文をもっと
(3作品)
見る
くどくど
(逆引き)
莞然
(
にっこり
)
ともせず帽子も被ッたままで唯
鷹揚
(
おうよう
)
に
点頭
(
てんとう
)
すると、昇は忽ち平身低頭、何事をか
喃々
(
くどくど
)
と言いながら続けさまに二ツ三ツ礼拝した。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
喃々(くどくど)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
くよ/\
(逆引き)
見れば
幾許
(
いくら
)
大家の
由緒
(
ゆゐしよ
)
ある家のと
云
(
いふ
)
ても町人は町人だけで
詮方
(
せんかた
)
なし必ず
喃々
(
くよ/\
)
思ふなよと
勵
(
はげま
)
しながら父親も同じ袂を
潤
(
うるほ
)
はしぬ娘はやう/\顏を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
喃々(くよ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
のうのう
(逆引き)
小脇に弓矢をかかへしまま、
側目
(
わきめ
)
もふらず走り過ぎんとするに。聴水は
連忙
(
いそがわ
)
しく呼び止めて、「
喃々
(
のうのう
)
、黒衣ぬし待ちたまへ」と、声を
掛
(
かく
)
れば。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
喃々(のうのう)の例文をもっと
(1作品)
見る
のう/\
(逆引き)
。
喃々
(
のう/\
)
と
門
(
かど
)
を叩きて、今や
開
(
あ
)
くると
待侘
(
まちわ
)
ぶれども、内には寂然として聲なし。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
喃々(のう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひそひそ
(逆引き)
勘定して来ると沢山ありますが、一番お春に心配さしたのは、桜子の寝室から、夜半過ぎになると、何やら
喃々
(
ひそひそ
)
と語る声や、忍び笑いの声が漏れて来ることでした。
新奇談クラブ:03 第三夜 お化け若衆
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
喃々(ひそひそ)の例文をもっと
(1作品)
見る
喃
漢検1級
部首:⼝
12画
々
3画
“喃々”で始まる語句
喃々喋々
喃々戯語
喃々私語
“喃々”のふりがなが多い著者
辻村伊助
徳富蘇峰
高山樗牛
黒岩涙香
木下尚江
内村鑑三
二葉亭四迷
作者不詳
伊藤左千夫
直木三十五