“名刺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいし72.7%
なふだ22.7%
てふだ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいへんほがらかな、可愛かわいい娘さん達なので、喜んで、一緒に写真をとったり名刺めいしもらったり、手振てぶり身振りで会話をしたりしました。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
「そうでございます」松蔵はそこで気がいて、「それでは、早う往け、安吾やすごさんは役所へ寄って、早川はやかわさんから名刺なふだをもろうて往くがええ」
海神に祈る (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
と取調べ、探偵は入替いりかわり/\四五名きたり、名刺てふだを置いて帰りました。是から先ず其の筋へ訴えなければなりませんから大した騒ぎでございます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)