“煎詰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんじつ50.0%
につめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
する婦人おんなだから指一本もさしもせず、またささしもしねえが、煎詰せんじつめた破落漢あぶれものばかり集る処へどういう気だろう。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ホンザーとは一斤の砂糖へ水を大匙に五杯入れて四十分間弱い火で煎詰につめたものですがその煮詰加減が大層むずかしいので
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)