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煎
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に
ふりがな文庫
“
煎
(
に
)” の例文
この魚はなま
煎
(
に
)
えを食ってさえも死ぬというのに、
生
(
なま
)
のままでしばしば食っても遂に害がなかったのは、やはり一種の天命というのであろうか。
中国怪奇小説集:08 録異記(五代)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
上等バタ茶の製法 まず
其茶
(
それ
)
を半日も
煎
(
に
)
てその
滓
(
かす
)
をよく取って、そうして真っ黒な少し赤味がかった汁になって居る中にヤクのごく新鮮なバタを入れ
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
ちょうど師父は裏へ出て柴を採っていましたが、その柴を焚いて、茶を
煎
(
に
)
、酒をあたためて、終日、世間の盛衰を語り、英雄を論じ、朝から晩まで
倦
(
う
)
むことがありませんでした。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彫刻
(
ほり
)
した
鮒
(
ふな
)
の
泳
(
およ
)
ぐも
可
(
よ
)
い。
面白
(
おもしろ
)
うないとは
言
(
い
)
はぬが、
煎
(
に
)
る、
焼
(
や
)
く、
或
(
あるひ
)
は
生
(
なま
)
のまゝ
其
(
そ
)
の
肉
(
にく
)
を
噉
(
くら
)
はうと
思
(
おも
)
ふものに、
料理
(
りやうり
)
をすれば、
炭
(
すみ
)
に
成
(
な
)
る、
灰
(
はひ
)
に
成
(
な
)
る、
木
(
き
)
の
切
(
きれ
)
を
何
(
なに
)
にせい、と
言
(
い
)
ふ
了見
(
れうけん
)
だ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
小さな土炉へ火を入れて、客のために茶を
煎
(
に
)
るのであった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
膏
(
あぶら
)
は明を以て
煎
(
に
)
らる
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
煎
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
“煎”を含む語句
煎餅
香煎
煎汁
胆煎
瓦煎餅
豆煎
揚煎餅
肝煎
煎茶
煎薬
塩煎餅
煎餅布団
油煎
湯煎
煎藥
煎茶茶碗
煎鳥
煎法
鯛煎餅
煎詰
...