“あいおい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相生94.1%
相老5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二本松・三本松という類の相生あいおいの木が、永く地名となって残るのはもと目的があったからで、その一半は特に将来を期して栽えたものらしい。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そこで角倉は邸を売るに、初午の祭をさせるという条件を附けて売った。今相生あいおい小学校になっている地所である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
相老あいおいで足尾線に乗り換え、原向はらむこうで下車したのは午後四時近くであった。渡良瀬わたらせ川が少し増水して橋が流れ、近道は通れないとのことに本道を歩いて原に着いた。
皇海山紀行 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)