“神田相生町”の読み方と例文
読み方割合
かんだあいおいちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十一月十五日、暁うしの刻、神田相生町かんだあいおいちょうから起った大火に横山湖山はお玉ヶ池の家をかれてその妻と乳児とをたすけて箱崎町なる武家某氏の長屋に立退たちのいた。湖山はこの火災に平生の詩稿を蕩尽とうじんした。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)