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蕩尽
ふりがな文庫
“蕩尽”のいろいろな読み方と例文
旧字:
蕩盡
読み方
割合
とうじん
96.3%
たうじん
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうじん
(逆引き)
御承知とは存じますが、津多子様の御夫君押鐘博士は、御自身経営になる慈善病院のために、ほとんど私財を
蕩尽
(
とうじん
)
してしまいました。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
祖先たちは戦争好きだったために、ひどく家産を
蕩尽
(
とうじん
)
してしまったが、男爵はなおも昔の威容をいくらかでも保とうと懸命になっていた。
幽霊花婿:ある旅人の話
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
蕩尽(とうじん)の例文をもっと
(26作品)
見る
たうじん
(逆引き)
人は己れを殺すことを以て、己れの財産を
蕩尽
(
たうじん
)
すると同じ様に考ふるなり。
復讐・戦争・自殺
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
蕩尽(たうじん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“蕩尽”の意味
《名詞》
蕩尽(とうじん)
放蕩などにより一家の財産を使い果たすこと。
(出典:Wiktionary)
蕩
漢検準1級
部首:⾋
15画
尽
常用漢字
中学
部首:⼫
6画
“蕩”で始まる語句
蕩
蕩児
蕩々
蕩揺
蕩子
蕩然
蕩樂
蕩漾
蕩盡
蕩樂者
“蕩尽”のふりがなが多い著者
島田清次郎
ロマン・ロラン
フランツ・カフカ
ワシントン・アーヴィング
葉山嘉樹
小島烏水
牧逸馬
小栗虫太郎
南方熊楠
谷崎潤一郎