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蕩児
ふりがな文庫
“蕩児”のいろいろな読み方と例文
旧字:
蕩兒
読み方
割合
とうじ
75.0%
たうじ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうじ
(逆引き)
……それを河森はうるさく責める、永井を
蕩児
(
とうじ
)
にする気か、と云っておれを責め、丹野とつきあうな、というふうに永井を責めるらしい。
古今集巻之五
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
弴も花柳小説を昔ながらの花柳で描く恐らく最後の作者であろうが、荷風を比べると、その
蕩児
(
とうじ
)
ぶりがちがう。
獄中への手紙:04 一九三七年(昭和十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
蕩児(とうじ)の例文をもっと
(12作品)
見る
たうじ
(逆引き)
芭蕉の伝記もあらゆる伝記のやうに彼の作品を除外すれば格別神秘的でも何でもない。いや、西鶴の「
置土産
(
おきみやげ
)
」にある
蕩児
(
たうじ
)
の一生と大差ないのである。
続芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「改造」に出てゐる倉田百三の『
蕩児
(
たうじ
)
の落ちる地獄』といふのは大変なものだ。よくこんなものが出せたものだと私は思つた。無論、それは道徳的にさういふのではない。
三月の創作
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
蕩児(たうじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“蕩児”の意味
《名詞》
放蕩にふけるこども。蕩子。
(出典:Wiktionary)
蕩
漢検準1級
部首:⾋
15画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“蕩”で始まる語句
蕩
蕩尽
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蕩揺
蕩子
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