“たうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
當時63.6%
当時18.2%
蕩児9.1%
當寺2.3%
悼詞2.3%
目今2.3%
陶磁2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余(よ)は既に頭巾と覆面(ふくめん)との事に付きて言ひしが如く遮光器の存在(そんざい)に關しても當時(たうじ)の氣候(きかう)寒冷(かんれい)なりしならんとの事を想像(さうざう)するなり。(續出)
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
十分な事を書く訳(わけ)には行かんのでありますから、其(そ)の当時(たうじ)往来(わうらい)して居(を)つた人達(ひとたち)に問合(とひあは)せて、各方面(かくはうめん)から事実を挙(あ)げなければ、沿革(えんかく)と云(い)ふべき者を書く事は出来(でき)ません
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「改造」に出てゐる倉田百三の『蕩児(たうじ)の落ちる地獄』といふのは大変なものだ。よくこんなものが出せたものだと私は思つた。無論、それは道徳的にさういふのではない。
三月の創作 (新字旧仮名) / 田山花袋、田山録弥(著)
閭(りよ)は忙(せは)しげに明家(あきや)を出(で)た。そして跡(あと)から附(つ)いて來(く)る道翹(だうげう)に言(い)つた。「拾得(じつとく)と云(い)ふ僧(そう)は、まだ當寺(たうじ)にをられますか。」
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
寒山(かんざん)でございますか。これは當寺(たうじ)から西(にし)の方(はう)の寒巖(かんがん)と申(まを)す石窟(せきくつ)に住(す)んでをりますものでございます。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
葬列がすつかり寺庭(じてい)に着くと、式(かた)の如く読経(どきやう)があつた。そして私は母と一緒に焼香した。それから長い長い悼詞(たうじ)が幾人もの人によつて読まれた。
父の死 (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
勤(つとめ)し大岡忠右衞門と申者は目今(たうじ)何役(なにやく)を致し居るやと御尋(おんたづね)に御側衆(おそばしう)申上げる樣(やう)大岡忠右衞門儀未(いま)だ山田奉行勤役(きんやく)にて罷在(まかりあ)る旨を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
豫(かね)て顏見知りの主人は、平次の出した陶磁(たうじ)の破片を見て