“とうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
湯治27.6%
当時19.5%
東寺11.4%
冬至11.4%
蕩児9.8%
杜氏5.7%
當時3.3%
藤次1.6%
悼辞1.6%
盗児1.6%
陶瓷1.6%
陶磁1.6%
冬時0.8%
答辞0.8%
蕩兒0.8%
酒造人0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
云うのであろうそのうちには本音をくであろうともうそれ以上の詮議めて取敢えず身二つになるまで有馬へ湯治にやることにした。
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
勝氏は真実の攘夷論者に非ざるべしといえども、当時むを得ずして攘夷論をいたるものならん。その事情て知るべし。
八坂の塔だの、東寺の塔だの、知恩院だの、金閣寺だの銀閣寺だのがきらきらと映ります。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
それが自分でもであつたが、冬至るから蒟蒻仕入をしなくちやらないといつて無理たのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
弴も花柳小説を昔ながらの花柳で描く恐らく最後の作者であろうが、荷風を比べると、その蕩児ぶりがちがう。
杜氏屋敷の藤六の家へもどってから、程なく、二人は寝どこへはいったが、さて二人とも、なかなか眠れない。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だがこの全體に、かならずしも世間でいふようなものばかりでなく、やはり當時流行の、はでなこせ/\したものもないではありません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
能勢五十雄は、中学を卒業すると間もなく、肺結核って、物故した。その追悼式を、中学の図書室で挙げた時、制帽をかぶった能勢の写真の前で悼辞を読んだのは、自分である。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
いやでも応でも、宇宙は刻々にるという法則に立つ易学を生んだ隣邦中国では、さすがに世の転変には馴れぬいていたものか、古来盗児に関する挿話は今の日本にも負けないほど多い。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唐宋の醇美な彫刻絵画に対して、明は宣徳嘉靖万暦陶瓷剔紅填漆の類を特徴とする。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
かねて顔見知りの主人は、平次の出した陶磁の破片を見て
冬時灌水ふには、身體るゝに孔穴りてき、朝夕孔穴して灌水ふ。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
北海道移住後冬時服裝は、内地りしんどならず。して當地寒氣左程ぜざるのみならず、凍傷一度されたるあらず。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
あるいは音楽とか卒業生総代答辞とか、あるいは卒業生の演説とかいろいろあるが、大学卒業式にして独り当時学校のみならず国民全般にとって重要と思うことは式場における名士の演説である。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
思えば思うほど、悲しき寂しき人生であった。学びに勉めず、仕事に励まず、蕩兒の姿が私の過去のすべてであった。
利根川の鮎 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
地體、荒削の不器用に出來たで、酒造人でなかつたら兵隊、人間に生れなければ馬にでもなつた男だ。
五本の指 (旧字旧仮名) / ルイ・ベルトラン(著)