“仕入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しいれ53.8%
しい46.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伴「実は江戸へ仕入(しいれ)に行った時に、あの海音如来の金無垢(きんむく)のお守を持って来て、此処(こゝ)へ埋めて置いたのだから、掘出(ほりだ)そうと思って来たんだ」
それが此(この)日(ひ)は自分(じぶん)でも酷(ひど)く厭(いや)であつたが、冬至(とうじ)が來(く)るから蒟蒻(こんにやく)の仕入(しいれ)をしなくちや成(な)らないといつて無理(むり)に出(で)たのであつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
旦那(だんな)は徐羣夫(じよぐんふ)と云(い)ふ田舍大盡(ゐなかだいじん)。忘其郡邑矣(そのぐんいうをわする)、とあるから何處(どこ)のものとも知(し)れぬが、案(あん)ずるに金丸商店(かねまるしやうてん)仕入(しい)れの弗箱(どるばこ)を背負(しよ)つて、傲然(がうぜん)と控(ひか)へる人體(じんてい)。
画の裡 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
懇意(こんい)なそここゝでお品(しな)は落葉(おちば)を一燻(ひとく)べ焚(た)いて貰(もら)つては手(て)を翳(かざ)して漸(やつ)と暖(あたゝ)まつた。蒟蒻(こんにやく)を仕入(しい)れて出(で)た時(とき)はそんなこんなで暇(ひま)をとつて何時(いつ)になく遲(おそ)かつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)