“灌水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんすい63.6%
くわんすゐ18.2%
みづ9.1%
シャワー9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揚子江と灌水かんすいの間の土地では、蛙の神を祭ってひどくあがめるので、ほこらの中にはたくさんの蛙がいて、大きいのは籠ほどあるものさえある。
青蛙神 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
さく三十七ねん十二ぐわつ某夜ばうやことなりき、れいごと灌水くわんすゐへてじよくねむりきしもなく、何者なにものきたりて七福しちふくあたふとげたりとゆめむ。
命の鍛錬 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
もうきっぱりと灌水みづを切ってね
春と修羅 第三集 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
が、その頃から、鏡玉レンズへやの温度に馴れ、やっと靄がれはじめてきました。と、灌水シャワーのひらいた、夕立のような音がする。
一週一夜物語 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)