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灌水
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くわんすゐ
ふりがな文庫
“
灌水
(
くわんすゐ
)” の例文
昨
(
さく
)
三十七
年
(
ねん
)
十二
月
(
ぐわつ
)
某夜
(
ばうや
)
の
事
(
こと
)
なりき、
例
(
れい
)
の
如
(
ごと
)
く
灌水
(
くわんすゐ
)
を
了
(
を
)
へて
蓐
(
じよく
)
に
入
(
い
)
り
眠
(
ねむり
)
に
就
(
つ
)
きし
間
(
ま
)
もなく、
何者
(
なにもの
)
か
來
(
きた
)
りて
余
(
よ
)
に
七福
(
しちふく
)
を
與
(
あた
)
ふと
告
(
つ
)
げたりと
夢
(
ゆめ
)
む。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
たうとう私たちはあのテラスから見えてゐた町外れの果樹園まで行き着くやうになりました。土語でセギアスと云つてゐる
灌水
(
くわんすゐ
)
用の堀の、幾すぢとなくめぐつてゐる単調な果樹園です。
亜剌比亜人エルアフイ
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
冬時
(
とうじ
)
此
(
この
)
河
(
かは
)
に
灌水
(
くわんすゐ
)
を
行
(
おこな
)
ふには、
豫
(
あらかじ
)
め
身體
(
しんたい
)
を
入
(
い
)
るゝに
足
(
た
)
る
孔穴
(
こうけつ
)
を
氷
(
こほり
)
を
破
(
やぶ
)
りて
設
(
まう
)
け
置
(
お
)
き、
朝夕
(
あさゆふ
)
此
(
この
)
孔穴
(
こうけつ
)
に
身
(
み
)
を
沒
(
ぼつ
)
して
灌水
(
くわんすゐ
)
を
行
(
おこな
)
ふ。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
斗滿川
(
とまむがは
)
は
余
(
よ
)
が
家
(
いへ
)
を
去
(
さ
)
る
半町餘
(
はんちやうよ
)
の
處
(
ところ
)
に
在
(
あ
)
り。
朝夕
(
あさゆふ
)
灌水
(
くわんすゐ
)
に
赴
(
おもむ
)
くに、
如何
(
いか
)
なる
嚴寒
(
げんかん
)
大雪
(
おほゆき
)
の
候
(
こう
)
と
雖
(
いへど
)
も、
浴衣
(
ゆかた
)
を
纒
(
まと
)
ひ、
草履
(
ざうり
)
を
穿
(
うが
)
つのみにて、
他
(
た
)
に
何等
(
なんら
)
の
防寒具
(
ばうかんぐ
)
を
用
(
もち
)
ゐず。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
灌
漢検準1級
部首:⽔
20画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“灌水”で始まる語句
灌水刷
灌水器
灌水浴