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灌水
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かんすい
ふりがな文庫
“
灌水
(
かんすい
)” の例文
揚子江と
灌水
(
かんすい
)
の間の土地では、蛙の神を祭ってひどく
崇
(
あが
)
めるので、
祠
(
ほこら
)
の中にはたくさんの蛙がいて、大きいのは籠ほどあるものさえある。
青蛙神
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
灌水
(
かんすい
)
式、説教、会堂や礼拝堂の
祝祷
(
しゅくとう
)
、結婚式、などの収入について、司教はできるだけ多く富者から徴収し、それだけまた貧しい人々に与えた。
レ・ミゼラブル:04 第一部 ファンテーヌ
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
それどころか、機中の完全な保温装置と、僕の熱心な
灌水
(
かんすい
)
とによつて、バラは刻一刻と生気を増して行つたのだ。
わが心の女
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
謡も鼓もあまり上手とも思われぬが、毎日午後の四時に
粥
(
かゆ
)
二椀を食って、然る後高砂一番を謡い、日が暮るゝと
灌水
(
かんすい
)
して床に入るのが、翁の常例だそうな。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それというのが、津留のやりかたは一般に行われている方法のほかに両手首と両足首、そして身躰前面の微妙な部分に対する
灌水
(
かんすい
)
と、骨盤部周辺の入念なる摩擦という技法が加わるのである。
思い違い物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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天才的な
華々
(
はなばな
)
しい逸話を一つも作らなかったが、その心に根ざした音楽愛は、怠りがちな
灌水
(
かんすい
)
のうちにも、すくすくと伸びて、十九歳で法律学校を卒業し、司法省に奉職するようになってからも
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
このあいだリーズは
灌水
(
かんすい
)
に使う
水上
(
みずあ
)
げ
機械
(
きかい
)
のそばに立っていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
已に
覚期
(
かくご
)
をした様であったが、年と共に
玉
(
たま
)
の
緒
(
お
)
新
(
あらた
)
に元気づき、わずかに病床を離るゝと直ぐ例の
灌水
(
かんすい
)
をはじめ、例の
細字
(
さいじ
)
の手紙、著書の
巻首
(
かんしゅ
)
に入る可き「千代かけて」の歌を十三枚
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
関翁は起きぬけに川に
灌水
(
かんすい
)
に
行
(
ゆ
)
かれた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
灌
漢検準1級
部首:⽔
20画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“灌水”で始まる語句
灌水刷
灌水器
灌水浴