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覚期
ふりがな文庫
“覚期”の読み方と例文
読み方
割合
かくご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくご
(逆引き)
そは
覚期
(
かくご
)
の前なり。喰い残りの麦飯なりとも一椀を恵み給わばうれしかるべしとて肩の荷物を
卸
(
おろ
)
せば十二、三の小娘来りて洗足を参らすべきまでもなし。
旅の旅の旅
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
其
(
その
)
度
(
たび
)
に彼は思わず
立竦
(
たちすく
)
んだ。
如何
(
どう
)
しても落ちずには
済
(
す
)
まぬ
雷
(
らい
)
の鳴り様である。何時落ちるかも知れぬと最初思うた彼は、
屹度
(
きっと
)
落ちると
覚期
(
かくご
)
せねばならなかった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
彼是
(
かれこれ
)
を思合せて考へると——確かに先輩は人の知らない
覚期
(
かくご
)
を懐にして、
斯
(
こ
)
の飯山へ来たらしいのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
覚期(かくご)の例文をもっと
(4作品)
見る
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
期
常用漢字
小3
部首:⽉
12画
“覚”で始まる語句
覚
覚束
覚悟
覚醒
覚書
覚明
覚束無
覚際
覚者
覚快
“覚期”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
島崎藤村
正岡子規
与謝野晶子