“演説”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えんぜつ91.7%
はなし8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もともと下戸げこに生まれたんなら、禁酒会へはいるのも可笑おかしいじゃないの? それでも御当人は大真面目おおまじめに禁酒演説えんぜつなんぞをやっているんですって。
文放古 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この演説えんぜつが見物をいっせいにわらわした。子どもたちの黄色い声に親たちのにごった声も交じった。親方はかっさいを受けると、いよいよ図に乗ってべんつづけた。
そうして彼は演説はなしをした。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)