“とうじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蕩尽43.3%
唐人36.7%
刀刃11.7%
西洋人1.7%
桃人1.7%
等身1.7%
豆人1.7%
頭人1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖先たちは戦争好きだったために、ひどく家産を蕩尽とうじんしてしまったが、男爵はなおも昔の威容をいくらかでも保とうと懸命になっていた。
行手には唐人とうじんかむりを見る様に一寸青黒いあたまの上の頭をかぶった愛宕山あたごやまが、此辺一帯の帝王がおして見下ろして居る。御室おむろでしばらく車を下りる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
彼は、琵琶師びわしが琵琶を弾ずるときのように、長剣を、きっさきを上に、膝のうえに斜めにかまえて、声を合わせて、左手のつめ刀刃とうじんをはじくのである。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
小さくてせている犬をつれていた。子供の目にも、今思いだしても、決して上品なよい人柄とは思えなかったので、ものめずらしくはあったが、なんとなくこの西洋人とうじんを軽蔑した。
西洋人とうじんが買物に来ているのだという。
この故に県官常に臘を以て祭る、また桃人とうじんを飾り葦索を垂れ虎を内に画き以て凶をふせぐなり〉、わが朝鍾馗しょうきを五月に祭るが、支那では臘月に祭ったと見えて
村川は、その部屋のドアを閉めると、応接室のテーブルの下、主人の書斎の安楽椅子の下、等身とうじんの書棚のうしろ、人のかくれ得る可能性を持つ隅々を捜したが、人影は更になかった。
第二の接吻 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
此処は西欝々うつうつとした杉山すぎやまと、東若々わかわかとした雑木山ぞうきやまみどりかこまれた田圃で、はるか北手きたてに甲州街道が見えるが、豆人とうじん寸馬すんば遠く人生行路じんせいこうろを見る様で、かえってあたりのしずけさをえる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
……“ぜに五百もんなり、記録所ノ頭人とうじん造楮幣使ぞうちょへいし中御門なかみかどノ宰相宣明のぶあき”と、お花判かきはんまでってあるのが読めないか