“頭人”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
とうにん | 50.0% |
とうじん | 25.0% |
トウニン | 25.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葛の恨之介・稲荷之助・女之介など、其であるが、膳所での山王祭りの頭人の名は、近江之介・粟津之介など言ふ。かうした方面の聯想も、幾分働いて居るのであらう。
“頭人”の解説
頭人(とうにん)とは、鎌倉幕府・室町幕府における職名。
鎌倉時代中期に設置された引付方においては、3つもしくは5つの「方」と呼ばれる部局が設けられ、それぞれの「方」の長を頭人と呼んだ。頭人はそれぞれの方に属する引付衆や奉行人を指揮して訴訟を進行した。一方、既存の幕府の機関では別当ー執事ー所司といった指揮系統が存在していたが、北条氏の得宗が侍所を掌握するため、別当を執権が兼ね、側近や御内人を頭人としてその下に置くことで御家人の統制を行った。
(出典:Wikipedia)
鎌倉時代中期に設置された引付方においては、3つもしくは5つの「方」と呼ばれる部局が設けられ、それぞれの「方」の長を頭人と呼んだ。頭人はそれぞれの方に属する引付衆や奉行人を指揮して訴訟を進行した。一方、既存の幕府の機関では別当ー執事ー所司といった指揮系統が存在していたが、北条氏の得宗が侍所を掌握するため、別当を執権が兼ね、側近や御内人を頭人としてその下に置くことで御家人の統制を行った。
(出典:Wikipedia)