“発頭人”のいろいろな読み方と例文
旧字:發頭人
読み方割合
ほっとうにん95.2%
はっとうにん4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——覚明っ、お止めしてください。お師さまが」太夫房覚明は、この事件を大事にした発頭人ほっとうにんと皆から叱られていたのである。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それを云い触らした発頭人ほっとうにんはかの七助をはじめとして、佐兵衛、次郎兵衛、六右衛門、弥五郎、甚太郎、権十の七人であった。
半七捕物帳:24 小女郎狐 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
しかし、事件の発頭人はっとうにんである僕にしては、騒ぎが大きくなればなるほど、もう心配でしようがありません。
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)