“利根川堤”の読み方と例文
読み方割合
とねがはづつみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
してやらんとしり引縛ひつから強刀物だんびらものを落しざしになし頬冠ほゝかぶり深く顏をかく利根川堤とねがはづつみさしいそぎけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
して行ますと云ば重四郎夫では今夜は大かたとまりであらうと云に音吉いや明日あす仲間なかま寄合よりあひが有からおそくとも是非今夜は御歸りで御座りますといひながらいそがしさうに走りゆくあと見送みおくりて重四郎は大いに悦び獨り心に點頭うなづきうまい/\今夜利根川堤とねがはづつみ待伏まちぶせして穀平が歸りを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)