“りこん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
離魂50.0%
李袞16.7%
利根16.7%
離婚16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
離魂りこんつま」事件で、検事六条子爵がさしのばしたあやしき情念燃ゆる手を、ともかくもきっぱりとふりきって帰京した風間光枝かざまみつえだったけれど、さて元の孤独に立ちかえってみると
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
べつに“山上大隊”と称する遊軍だの烽火台のろしだい哨戒しょうかい隊などもあって雷横らいおう樊瑞はんずい、解珍、解宝があり、またそのからめ手の守りは、項充こうじゅう李袞りこんのふたりだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
李袞りこん——あだ名を(飛天大聖たいせい
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一、利根りこんのある学生俳句をものすること五千首に及ばば直ちに第二期に入るべし。普通の人にても多少の学問ある者俳句をものすること一万首以上に至らば必ず第二期に入り来らん。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
それはある場合ばあひ、あるこゝろ状態じやうたいの時には、さういふことも考へないではなかつたけれど、離婚りこんをもつてそのくいつぐなふものだとはけつして思はなかつたらうと思ひます。
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)