“離魂”の読み方と例文
読み方割合
りこん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この恐怖はまた二重人格離魂りこん病の伝説などにも関連しているのだが、この型を代表する作品はスティヴンスンの「ジーキル博士とハイド」であって
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
離魂りこんつま」事件で、検事六条子爵がさしのばしたあやしき情念燃ゆる手を、ともかくもきっぱりとふりきって帰京した風間光枝かざまみつえだったけれど、さて元の孤独に立ちかえってみると
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
私は夢遊病がどんなものか、ハッキリしたことは無論知りませんでしたが、夢中遊行、離魂りこん病、夢中の犯罪などという熟語が気味悪く浮んで来るのです。
二癈人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)