“とがま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
利鎌92.3%
戸鎌3.8%
敏鎌3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三尺さんじゃくの間へはさんで来た物に巻いて有る手拭をくる/\と取り、前へ突付けたのは百姓の持つ利鎌とがまさびの付いたのでございます。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
黒い森の上には戸鎌とがまのような月が懸っていた。春はどこかへ行っちまって、いやに冷え込む今宵だった。森をめがけて、すたすた近づいて来る一つの人影。
議長は元老院の副議長の河野敏鎌とがま氏で、議案はおもに内務省、大蔵省から出して両者の大書記官が番外員として説明に当った。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)