“みむろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御室80.0%
三室20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまくしげ御室みむろやまのさなかづらさずはつひにありがつましじ 〔巻二・九四〕 藤原鎌足
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
またみさき大蛇灘おろちなだいて、めぐつて、八雲崎くもさき日暮崎くれのさき鴨崎かもさき御室みむろ烏帽子岩えぼしいは屏風岩べうぶいは剣岩つるぎいは、一つ一つ、かみおのち、おにが、まさかりおろしたごとく、やがては、巨匠きよしやう名工めいこうの、鑿鏨のみたがねさえ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十番が山城宇治の三室みむろ、十一番がかみ醍醐寺だいごでら、十二番が近江おうみ岩間寺いわまでら、十三番が石山寺、十四番が大津の三井寺と段々打巡うちめぐりまして、三十三番美濃の谷汲たにくみまで打納めまする。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)